claude-code·公開 2026.06.01
クロードコード /add-dir で作業フォルダ外のファイルまで扱う
クロードコードを起動したフォルダ外にある共有ライブラリや別モジュールを一つのセッションで一緒に扱う/add-dir命令を、入門者目線でなぞりながらまとめました。
クロードコード(Claude Code)を起動すると、ふつう一つのフォルダの中でだけ作業することになります。でも「隣のフォルダにある共用コードも一緒に見なきゃ」と思うときが出てきます。そんなときフォルダをもう一つ挟み込んでくれる命令が/add-dirです。
定義(何かというと)
/add-dirはいま起動中のセッション(クロードコードを実行中の一回の作業単位)で追加で読み書きするフォルダを足してくれる命令です。
クロードコードは基本的に自分が実行されたフォルダ(作業フォルダ)とその下位フォルダだけ見られます。だから作業フォルダ外にあるファイルには手をつけられません。/add-dirでフォルダを追加すると、そのフォルダも作業範囲の中に入って、Claudeが読んで直せるようになります。
どう使うか(難易度別)
基礎 — フォルダを一つ追加する
/add-dir ../shared-lib
../shared-libは「いまのフォルダから一段上に上がって(..)shared-libフォルダ」という意味です。ここで..は上位フォルダ(親フォルダ)を指すパス表記です。こう打つと共有ライブラリフォルダにClaudeがアクセスできるようになります。
応用 — 複数のフォルダを一度に
/add-dir ../apps ../lib
フォルダのパスをスペースで区切って並べて書くと、一度に複数のフォルダを足せます。アプリフォルダとライブラリフォルダを一緒に見なければならないとき便利です。
Windowsでは絶対パス(ドライブから始まる全体の住所)を使うこともできます。たとえばC:\projects\shared-libのような形です。MacやLinuxなら~/projects/shared-libのように~(ホームフォルダ、WindowsでいえばC:\Users\自分の名前)を使います。
よくある落とし穴
- パスを間違えるとフォルダを見つけられません。命令を打つ前に、そのフォルダが実際どこにあるか確認しておいてください。Windowsエクスプローラーのアドレスバーからフォルダパスをコピーして使うとミスが減ります。
- 追加したフォルダはいまのセッションだけ保たれます。クロードコードを切って起動し直すと再び追加しなければなりません。
実践事例
メインアプリのフォルダで作業していて、そのアプリが持ってきて使う共用ライブラリのコードも一緒に直さなければならない状況がよく出てきます。こんなときクロードコードを切ってライブラリフォルダで起動し直す必要なく、/add-dirでライブラリフォルダだけ追加すれば、二つのフォルダを一つのセッションで行き来できます。
こう使うともっと便利
フォルダを複数足せるというのは、複数のモジュールにまたがる作業も一つのセッションで処理できるという意味です。フロントエンドとバックエンドのフォルダが別々にあるプロジェクトなら、両方のフォルダを追加しておいて「フロントから送ったデータをバックエンドがどう受け取るか」のような作業を途切れなく頼めます。
まとめ
/add-dirは作業フォルダ外にあるフォルダをいまのセッションの作業範囲に足してくれる命令です。共有ライブラリ、別モジュールのように一つのフォルダに収まらないコードを一緒に扱うとき使えばよいです。
基準: Claude Code v2.1.154 (2026.05)
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