claude-code·公開 2026.06.01
Claude Code /insights: 作業パターンのレポートで非効率を見つける
自分がClaude Codeをどう使っているか漠然としているなら、/insightsで使用パターンのレポートを受け取り、どこで時間を使いどこで詰まるかを把握する方法を紹介します。
一生懸命使ってはいるものの、「自分はClaude Codeをうまく使えているのか」と思うときがあります。どこで時間を多く使っているのか、よく詰まる地点はどこなのか、漠然としています。これを勘ではなくデータで見せてくれるコマンドが/insightsです。
定義(何かというと)
/insightsは、自分がClaude Codeをどう使ってきたか、その使用パターンを分析してレポートにしてくれるコマンドです。
インサイト(insights)は「洞察」くらいに訳せますが、ここでは「自分の作業データから抽出した意味のある情報」を意味します。どんな作業をよくするか、どの領域を多く触るか、どこでよく止まるか、といったことを整理して見せてくれます。
健康診断の結果表を受け取るのに似ています。普段は気づかず通り過ぎていた自分の習慣が、数字と項目で整理されて出てきます。
使い方(難易度別)
基礎 — レポートを受け取る
そのまま入力します。
/insights
こうすると、これまでの使用パターンを分析したレポートが表示されます。よく扱った領域、摩擦が生じた地点といった項目が整理されて出てきます。
応用 — 定期的に確認する
一度見て終わりにするより、周期を決めて確認するのがよいです。
/insights
例えば月に一度/insightsを実行してその月のパターンを確認する、という具合です。最初に見たときと比較すると、作業のやり方がどう変わったか、改善されたかの流れが見えます。
発展 — レポートを行動に移す
レポートは見るだけで終わると意味がありません。次の順序につなげてください。
/insightsで摩擦地点(よく詰まる、または時間が多くかかる部分)を確認します。- その地点を減らしてくれるコマンドや習慣がないか探します。
- 一定期間適用した後、もう一度
/insightsで効果を確認します。
「よく使うのに毎回手間がかかる作業」が見えたら、それが真っ先に改善すべき候補です。
よくある落とし穴
- データがほとんどないとレポートも貧弱です。Claude Codeをある程度使ってから見ないと、意味のあるパターンは出てきません。
- レポートは診断であって処方ではありません。「ここで時間を多く使っているな」を教えてくれるだけで、どう変えるかは自分で決めなければなりません。
実践事例
ある初心者開発者が一か月ほどClaude Codeを使った後、/insightsを回してみました。似たような設定作業を毎回最初から説明するのに時間を多く使っていることがレポートで明らかになりました。そこでよく使う指示を別に整理して再利用する方式に変えると、翌月のレポートではその摩擦地点が目に見えて減っていました。
こう使うともっといい
使用パターンを見たら、使用量自体を確認したいときは/usageでどれだけ使ったか一緒に点検できます。チーム単位で働くなら、新メンバーのオンボーディングにこのレポートを活用して「こういう部分でよく詰まるから先に知っておいて」と共有することもできます。/insightsは一人の振り返りにも、チームの改善にも使えます。
まとめ
/insightsは、自分のClaude Code使用パターンをデータで整理して見せてくれるコマンドです。どこで時間を使いどこで詰まるかを勘ではなく数字で確認し、それを作業のやり方の改善につなげるとき真価が出ます。ある程度使った後に時々取り出して見てください。
基準:Claude Code v2.1.154(2026.05)
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